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院長  水島 隆太

地元東久留米で生まれ育った私は、小さい頃から図画工作が好きでよく絵を書いたり何かを作ったりして遊んでいる子供でした。設計図も無くゼロから工作などを作っているうちに、仕組みを考えるのが性分になっていったのかもしれません。将来はものを造り出す仕事につきたいと思い美術の学科のある大学に進みましたが、在学中に大きく人生が変わりました。大病をしたのです。

“だんだん手足に力が入らなくなった…”

ある日、手先での細かい作業がしづらくなっていることに気がつきました。食事をしていても箸を扱えずにポロポロとこぼしてしまいます。字や絵を書こうと思っても力が入りません。そうこうしているうちに次第に右半身全体が動かなくなり、車を運転していてもアクセルを踏む力が抜けてだんだん減速してしまいました。これはおかしいと思い病院に行くと即入院になりました。その後も日に日に病状は悪化していき、発症から1週間後には右半身は自分の意志では全く動かせない状態になりました。また頭痛が酷く、病棟の廊下で人の足音が聞こえるだけで頭が割れるように痛みました。

“聞いたことのないような病名”

しばらくして「脳膿瘍(のうのうよう)」という診断が下りました。脳内に膿みが溜まり、それが右半身の動きを司る場所を圧迫し、このような症状になっているとのことでした。命に関わるような重篤な症状に死ぬことも覚悟しましたが、幸いなことに脳外科の権威といわれるような先生に診て頂き適切な投薬治療と若さによる体力もあって病状は少しずつ緩解していき、開頭手術もせず入院からひと月後から少しずつ手足が動かせるように回復していきました。

“原因は…”

適切な処置をして下さった医師の先生や医療チームの皆様には感謝しております。急を要する場面において現代先進医療の素晴らしさや意義というものを身をもって体験することができました。

手足とも動き出すようになってからは毎日リハビリの日々でした。少しずつ良くなっていくにつれ、ひとつの疑問が生まれてきました。自分はなんでこの病気になったのだろうかということです。そもそもなぜ自分の脳に発症したのか。はたして原因は何なのか。脳外科の先生に伺うと「君は運が悪かったんだよ。次に発症する確率も他の人が発症する確率と同じだろう。」という答えでした。

物事には因果というものがあると考えており、自分なりに腑に落ちる答えを手に入れたかった私にとって、病気の発症とそのメカニズムの解明は人生のテーマになりました。

そして、もしかしたらあそこで終わっていたかもしれないこの命でしたが、おかげ様で運良く生きながらえることが出来たその恩返しとして、自分なりの答えを得ることが出来ればその知識と技術で同じように苦しむ人を助け、またその可能性がある人を未然に防ぎたいとの思いで治療家の道を選びました。

勉強してわかったことは

退院し治療家としての修行を始めた私ですが、症状が回復してきたとはいえ不調は続きました。常に腰背部の痛みに悩やみ、また年に数回猛烈な頭痛になり修業先の治療院を休むこともありました。汚い話ですが、頭痛とめまいにより路上で嘔吐してしまったこともありました。どこにも病気の因果関係を知る手だてなど無いのかと思っていたとき、今の治療概念に出会いました。

学んでいくうちに分かったのは、やはり不調の原因があったということです。私の病気は成るべくして成ったのです。具体的な因果関係まで知ることが出来た私は、健康について根底から見つめ直しました。そして根拠のある養生を実践していくうちに、あれだけ悩まされた腰背部痛は消え、寝込むほどの頭痛も全く起こらなくなりました。

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私も始めは腰痛でした

私が生死をさまよった脳の病気はいきなりなったのではありません。腰背部痛に関しては10代の頃から悩まされてきましたが、今思えばその頃から少しずつ大病の原因は積み上がっていたのです。陳腐な言葉かもしれませんが、痛みは身体の危険信号です。痛みがただ痛みであるうちに対処しておけば必ず健康に向かっていけると考えています。

私が病に臥しているさなか、駅のホームで一人泣いていた母の話や、お見舞いから帰る時に今生の別れを覚悟した友人の話を後日聞きました。今、縁あってこれをご覧になっているあなたですが、どうぞご家族やご友人を悲しませないように、くれぐれも健康を大切になさってください。

みずたま整骨院は、 大病に至った私の反省をふまえ、患者様の現在だけでなく未来まで改善できるよう日々鍛錬してお待ちしております。

 

『痛みは身体の危険信号』腰痛を決して侮らないでください

みずたま整骨院の院長は自らの経験から「痛みは身体の危険信号」という教訓を経て、腰痛 (ヘルニア) に苦しむ患者様ご自身の現在だけでなく未来に予期される病気や痛みまでも改善・防止できる施術を心掛けながら日々皆様と向き合っています。
『今だけでも治ってくれればいい』『痛みが再発したらまた病院に行けばいい』『このくらいであれば我慢できるからいい』のではなく、あなたが将来二度と同じ痛みに苦しまないために、ひばりが丘の整骨院「みずたま整骨院」は患者様と二人三脚で腰痛 (ヘルニア) のつらい痛みと戦い続けます。

東久留米市 みずたま整骨院のご案内

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